【自然農 基本編】春だ!芽吹きだ!!種まきを学ぼう

種まきをする少年 農業

Moi!めぐむです。

もうすぐ春。植物の芽吹きが到来する直前の3月(4月)は種まきにマッチした時期なんだ。今年は自然農の畑の実践がしたいめぐむ。自然農の種まきとともに畝作りを学んできたよ。

自然農の初心者さん いらっしゃい♪

いつもは出羽島で開催してくれているコスモス(自然農実践)の会。

新野に住むお友達が企画をしてくれたおかげで『コスモスの会in新野』が開催されたよ。講師はもちろん!出羽島でコスモスの会を開催してくれるSさん。

講師の男性

(いつも有り難う!)

春の到来ということで、種まきと畝作りを教えてもらったんだ。

今回学びに参加したのはなんと女性のみ!

(みんな子どもを育てているお母さんだよ。)

自然農?自然栽培??土いじり???
『ほとんど農業に触れたことがないけれど、自然にフィットした農業に関心がある』ママたちが多かったな。

ということで、まずは自然農で使われる道具から教えてもらったんだ。

たったこれだけ!自然農で使う道具3点

自然農で使う道具はたったの3種類。

自然農の道具

・鋸(ノコギリ)鎌
・鍬(クワ)
・スコップ

スコップなんて最初の畝(うね)作りに使う以外はいらないらしい。

ほぼほぼ2つの道具があればできる農業。

自然農ってなんてシンプルなんだろうね!

究極をいうと自然農は『鋸(ノコギリ)鎌』1本あれば挑戦できるそうだ。
草を刈る、種を蒔く、収穫する
すべてこれ1本でできる優れもの。
値段的にも600〜700円程度のノコギリ鎌で充分!コストパフォーマンス良すぎ!!だよね。

鋸(ノコギリ)鎌

名前の通り刃が鋸状になっている鎌。安いものは200円程度から売ってるよ。

鉄製とステンレス製の商品が売られてる。ステンレス製のものの方が硬く値段も高いが、鋸の手入れなどからも鉄製の鋸鎌のほうがお勧めだよ♪

豊稔(HOUNEN) 普通目鋸鎌 HT-0802

鍬(クワ)

小さな畑を耕すなら鋸鎌1本あればできるけれど、広大な畑を耕すなら鍬の出番!

畝作りや種まきに働きます♪

ショップを見てみると1,200円程度から売っているけど、9,000円程度のものを選んでほしい。1本買えば一生モノ!ここぞとばかりに良いものをセレクトしてね。

ステンレス金鍬(刃先は切れ味の良いハガネ付・小型軽量型) (刃巾11cm・刃長38cm・135cm椎柄)

価格:9,800円
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感想(0件)

スコップ

使うのは一番最初の畝づくりくらい。

最初はあると便利だからゆとりがあったら買い揃えておきたいね。

ホームセンターなどで1,000〜2,000円程度で売られているから、リサーチしてみてね。

GARDEN FRIENDS 園芸ショベル 木柄 剣型

基本的に道具は一生モノ!刃こぼれが生じたときは鍜治屋さんで修理をしてもらうなど定期的なケアをすればずっと使っていけるよ。
自然農用の道具は福岡にあるみすず屋さんが専用で扱ってくれてるそうだ。
どれがいいか悩んだ際は問い合わせをしてみるのもいいかもね。

初めての畝(うね)作り

まずは種を植えるための『畝(うね)』づくりを教わったよ。

畝

畝(うね)とは:

作物を作るために土を盛り上げたところのこと。
ウィキペディアでは風よけのためと書かれているけれど、畝を作る理由は『水捌(は)けのため』なんだって。

水は高いところから低いところへ流れるよね。高さを作ることで、雨が降っても水が土壌から流れてくれる働きをもたらしてくれるんだ。
低すぎる土壌は湿地だし高すぎる土壌は水不足。俯瞰して土壌の状況を見ながら土壌の高さを作っていくと水分バランスの良い畑づくりができるよ。

一般的な農業だと畝は毎回つくる大変な作業・・・だけど・・・自然農は最初だけ!
一度畝を作ればそのままずっと使える。

『10年経っても風化しない』

それが自然農の畝(うね)なんだ。

ところが・・・

ほんとうは畝づくりは冬の仕事なんだって!

(が〜んっ・・・。)

畝づくりがなぜ冬の作業なのか?

疑問だよね。

たとえば、いまめぐむのお庭で畑を作るとする。

作りたい場所はもちろん土がある場所だよね。土壌ではすでに草たちがすくすくと育ちはじめ、オオイヌフグリやホトケノザが咲いている。

そう、草花たちが喜んでかけまわっているんだ。

仏の座

ここで大きくなるよぉ!

とやる氣になっている植物たちの氣を切ってしまうのがよくないらしい。

「僕たちだってやる氣になっている時に中断させられたらガッカリしてしまうよね?」

寒い冬のまだ誰も主張をしていない時期に畝をつくってあげるのが自然の摂理にあった方法なんだって。

しょっぱなから唸らされる摂理を頭に入れて、いざ、基本の畝づくりを教わったよ。

120cmの空間

一般的に畑のスペースは120cmがGood♪

作りたいなら150cmでもOK!

まずは畑にしたい空間に枝と紐を使ってマーキング。

畑の空間がわかるようにしるしをしたら、表層を削る。

(草が長ければ、先に草を刈ってから。短ければそのまま表面の土ごとうっすら剥がすように削るんだって。)

鍬を使う男性

次は畑の空間の周りをスコップで掘る。

写真のように1、2、3と順番にスコップを挿して最後に土を鋤(す)くうと上手に周りが掘れるそうだ。

溝を掘る男性

1.片側にスコップを差し込む

溝を掘る男性

2.反対側にスコップを差し込む

溝を掘る男性

3.両サイドの間にスコップを差して土を掘る

(溝の幅はスコップの幅でOK!掘った土は畑のスペースに盛るんだって。)

溝が完成したら次は盛った土を平らにならします。

鍬を使う男性

鍬で土をほぐしていることろ

鍬を使う男性

平らにしているところ

鍬を使って刻むように細かくしてあげた後に、軽くプレスをするように抑えたりしながら形を整える。やんわりとかまぼこ状の形が理想だって。

鍬を使う男性

鍬を使ってプレス

真ん中がやや高くなるように意識をしながら平らにしたよ。

終わったら最初に削った表層を戻してあげて、さらに草をかけてあげる。

すべてを戻してあげることが大事なんだって。

(もしも糠があるならば、表層を戻す前に全体にうっすらと糠を撒いてあげてね。)

糠をまく男性

糠をまく

草をまく男性

最初に削った草をまく

『土壌には住み分けがある。耕すことは天地をまぜこぜにすることになる。まぜこぜになると土壌の環境が壊されてしまうから耕してはいけない!』

自然農の本を読んで困っていたこと。土壌の中の層を混ぜない(耕さない)でどうやって畝を作るんだ!?

この悩みが今回のワークショップでやっと解消できためぐむ。

土壌の表層はいちばん上に来るようによけて取っておくこと。

とくに表層の雑草が土に埋まってしまることがないように注意が必要!なぜかって?埋まってしまった雑草が腐ってしまう可能性があるからなんだって。

溝の土を盛り土にすることで多少土壌の階層が変わるんじゃないか?という疑問もちょっぴりあるけれど、多少は目をつぶってね。なるべく自然の環境のままにを意識して土を動かしてあげることが大事なんだね。

最後に糠をかけるわけ・・・。土壌にストレスをかけてしまったので、糠をかけてあげて土壌をサポートしてあげるんだね。

『自然農の考え』ってほんと、どこまでも自然を尊重してどこまでも優しい農法だよね。

春だ!芽吹きだ!!種を蒔こう♫

畝ができたら次は種まきだよね。今回は畝に種をまく基本編を教わったよ。

基本の方法は2つ。

1.ノコギリ鎌を使った種まき
2.鍬を使った種まき

1.ノコギリ鎌を使った種まき

小さい畑ならノコギリ鎌だけで簡単に種まきができるよ。

  1. 表面の草を刈る。
  2. ノコギリ鎌で切るように土をほぐす。
  3. 土に手で圧をかける。
  4. 種をまく。
  5. ノコギリ鎌で叩くようにして軽く土をかける。
  6. 刈った草を被せる。
土壌をさす男性

種をまく前の状態

草刈りをする男性

鋸鎌で草を刈る

土をほぐす男性

土をほぐす

種をまく男性

種をまく

鎌で土を叩く男性

鋸鎌の背で土を叩く

草をかける男性

出来あがり

1.草を刈る

草は茎と根の境目を刈る。ここ以外を刈ると草が死なない。(最後に戻した草が復活する。)鋸鎌を土に刺すような感じで境目を刈ること。

3.土に手で圧をかけるわけ:

土に圧をかけると平らになると同時に、毛細管のような穴がいくつもできる。この穴を使って『毛細管現象』(細い管内に水が上がってくる現象)が発生する。つまり、土壌に水を蓄えておくために圧をかけるんだね。

2.鍬を使った種まき

広い畑に種をまく時は鍬を使った種まきがオススメだよ。

  1. 表面の草を刈る。
  2. 鍬を使って土をほぐす。
  3. 鍬で軽くプレスするように土に圧をかける。
  4. 種をまく。
  5. 鍬で軽くほぐすように土をかける。
  6. 刈った草をかける。
鍬を使う男性

土壌を削る

鍬を使う男性

土をほぐす

種をまく少年

種をまく

鍬を使う男性

土を軽く切る

鍬を使う男性

土をかけ軽くプレスする

草をまく男性

草をかける

鍬で土をかける時、鍬の先が軽く土を掘るように、軽やかに。土がかかりすぎると芽が出ないので注意してね。

土の深さは種の大きさと言われてる。種に合わせて深すぎず浅すぎず調整しようね。

種まき実践編

今回は人参と大根の種まきを教わったよ。

人参の種まき

繊細でわがままな人参。細やかな環境づくりが大事なんだって。

『野菜のお嬢さま』と呼ぶのがふさわしく思えたくらい快適な環境じゃないと育たないらしい。

光も必要だけど、水も必要な人参さん。

最後にかける草は厚すぎず薄すぎず!土壌が乾燥しないように満遍なく草をかけるけれど、草が厚すぎると光が届かなくなってしまう。うっすらとした草マルチを意識してね。

マルチ(mulch)とは:

保水や保温のためになにかで覆うこと。昔は藁が一般的に使われていたよ。最近はビニールマルチが主流(慣行農業)。マルチング(mulching)と呼ばれることもあるそうだ。

人参の種

時なし人参(3寸)の種

自然界での人参は実のなかゴマのような小さな種がたくさんなりボロボボロと土に落ちる。

たくさんの兄弟たちの中で一緒に育つ人参。
人参は寂しがり屋だから、種をまく時はたくさんの仲間が一緒じゃないと育たないんだって。

人参の発芽率はとても低い。
発芽率が50%とか60%とか言っているひともいる。

一度に何万という種のなかから最後は数本というように自然界で生きてきた人参さん。

人の手で育てるときも、自然界の環境と同じように、たくさんの仲間のなかでぬくぬくと育ったら、青年期は『個』で育つ環境に。
そう、つまりは間引きをして独自の空間をつくってあげることが必要なんだ。

大根の種まき

アブラナ科の大根も寂しがりやの種なんだって。

だから必ず仲間と一緒に種をまいてあげること。

アブラナ科のなかでも種が大きい大根は、一緒にまくといっても感覚をとって5個のグループでまくんだって。

種をまくスペースが決まったら種と種の感覚を2〜3cm離して1粒づつ種をまく。

種の大きさと同じ土の深さにしてあげたら、刈った草をかけてあげて終了。

大根の実

大根の実

大根の種

割ったところ

大根の種

大根の種

まとめ

3〜4月にかけてが種まきのシーズンになる自然農。自給が目的の畑ぐらいならノコギリ鎌1本ですべてができる農法はシンプルそのもの。

まずは自然をよく観察すること!

自然から学び自然の摂理を知ったらお手伝いをするだけ。最大限に育つようにちょっぴり力を貸すだけの農法は子育てと同じだなぁと、いつもと同じ学びにたどり着いた講座でした。

子育てに悩むママたちに実践してほしい自然農講座。ぜひ、近くのワークショップを見つけて足を運んでみてね♪